【助産師執筆】ママへの産後のご褒美はなにがおすすめ?アンケートデータから紹介

出産という大きな仕事を終えたママには、心身ともに大きなダメージを抱えています。そのため、これから始まる育児への活力ともなるようなリフレッシュと癒しが必要です。産後の疲れやストレスを和らげるためにも、ご自身へのご褒美やケアはとても大切です。ここでは、ママ自身がリラックスできるアイテムや時間の過ごし方についてご紹介します。赤ちゃんのことにばかり目がいきがちな時期ですが、ママ自身についても産後は存分に労ってあげてください。

産後のご褒美事情は?

プッシュギフト(push gift)は、出産を終えた女性に対してパートナーやご家族から贈られるプレゼントのことを指します。英語の「push:いきむ」から由来し、出産の際の努力や苦労を労うための贈り物です。

欧米では比較的一般的な、産後のご褒美とも言えるプッシュギフトですが国内では少なく、もらった人は4割程度にとどまっているようです。
またもらった人のうち、3割程度の方が夫やパートナーから、それ以外にはご両親やご友人から贈られることが多いようです。

産後のご褒美にママがしたいこととは?

産後のご褒美として贈るのですから、せっかくならママが喜ぶものにしたいですよね。「産後のママがご褒美としてしたいこと」のアンケート結果を参考に、送りと喜ばれるご褒美についてご紹介します。

食事

妊娠中は体重制限や食べ物の制限、体調がすぐれないなど、なかなか外食を楽しむことができなかったママたちにとって、外食をプレゼントされることはとても嬉しいものです。

ママ自身の産後の体調にもあわせながら、赤ちゃん連れでの食事が楽しめる場所をセッティングして一緒にお出かけするのも一つですし、赤ちゃんを預けて、もしくは預かってあげて、ママには身軽にお食事を楽しんできてもらうのも喜ばれるかもしれませんね。

骨盤矯正

妊娠中から出産に向けて、女性の身体は大きな変化を経験し、産後は出産のダメージを受けながら育児が始まりつつ、妊娠前の身体に戻っていきます。そのようななかで、骨盤周りの違和感を感じるママも多くいます。腰痛や股関節の痛み、姿勢の悪化などといった症状として出現し、日常生活や育児に支障をきたすこともあります。

骨盤矯正は、こういった症状を改善する助けとなります。専門の施術を受けることで、骨盤が正しい位置に戻るだけでなく、育児生活のなかで気をつけるポイントが明確になり、姿勢が改善され、痛みが軽減されることも期待できます。また、正しい姿勢で過ごせることで、産後の体型戻しやダイエットにも効果的であるともいわれています。

エステ

エステは、女性にとってご褒美的な位置づけにあることも多く、喜んでもらいやすいご褒美の一つです。エステのリラクゼーション効果により、育児ストレスが軽減され、心身のともに理リフレッシュできることが期待できます。

特に産後のむくみや肌のトラブルなど、産後特有の悩みを改善するためのケアは、より満足感を得られます。

各エステでは、出産後の体型変化や肌質の変化に対応したコースが多く提供されており、育児の忙しさから解放され、自分自身のケアに集中できる時間は、ママにとっても特別な時間となります。

運動

実は出産後に体を動かしたいと思うママも少なくありません。もちろん、出産直後は回復のために安静が必要ではありますが、体力回復と体型戻しに運動をしたいと感じる人が多いのも事実です。

適切な運動は、姿勢を改善することで、腰痛や肩こりといった産後の身体の不調を軽減します。また、運動は心にもよい影響を与えます。エンドルフィンというホルモンの分泌が促がされ、ストレスや不安を軽減し、気分を前向きにします。育児による精神的な疲れや孤独感を和らげる、リフレッシュ効果も期待できます。

産後のご褒美おすすめリスト

グルメ

育児に忙しいママにとって、美味しい食事は手軽に楽しめるご褒美です。外食での特別な食事や高級レストランでの時間は、日常のストレスを忘れさせ、心身のリフレッシュにつながります。また、自宅で楽しめる高級食材やデリバリーサービスも、手間をかけずに美味しい食事を楽しむ手段として人気です。

グルメのご褒美の場合、ママが普段自分ではなかなか手に取らない贅沢な食材やスイーツをプレゼントすると喜んでもらえるかと思います。栄養豊富な料理やスーパーフードを取り入れることで、産後の体力回復や健康維持にも役立ちます。

また、産後の食事づくりが困難なときに家族と一緒に楽しめるようなおかずなどがあれば、ご褒美にもなりますし実用的で喜ばれます。
スイーツギフトやおかずギフトについては下記をご覧ください。

リラックスグッズ

リラックスグッズも、ママが自宅で手軽にリフレッシュできる貴重なアイテムですので、出産後のご褒美としてぴったりです。
たとえば、高品質なアロマディフューザーやエッセンシャルオイルは、心地よい香りでストレスを軽減し、リラックス効果をもたらします。

また、マッサージ機や温熱パッドは、肩こりや腰痛など、産後の身体の不調を和らげるのに役立ちます。バスボムやバスソルトといった入浴剤も、疲れた身体を癒すバスタイムを提供します。

リラックスグッズは、育児の合間に手軽に使用できますが、これらのアイテムを使う時間の確保が難しいので、ゆっくり使うことができる時間も一緒にプレゼントできるようにするとよいでしょう。
リラックスグッズについては下記をご覧ください。

スキンケアグッズ

出産後のホルモンバランスの変化やストレス、慣れない育児と睡眠不足によって、産後は肌トラブルが起こりやすくなります。特にママが忙しいときには、簡単に使えるグッズや産後の悩みにあったものが喜ばれます。

また、スキンケアグッズはデザインも凝ったものも多くあるので、好みにあったものを贈ると、見るだけでママの気持ちを高めてくれますし、赤ちゃんと一緒に使えるようにギフトセットになっているものもあります。

ママと赤ちゃんは直接触れあうタイミングが多いので、赤ちゃんにとっての影響を考えて、赤ちゃんがいても安心できるものを選ぶとよいでしょう。
スキンケアグッズについては下記をご覧ください。

ノンカフェインドリンク

産後のカフェタイムは、手軽につくれるリラックスタイムです。ノンカフェインのドリンクやスムージーだけでなく、授乳や産後の回復にエネルギーを使う時期ですので栄養補給のためにもスープや軽食でのカフェタイムを楽しむことも一つですね。

また、忙しい時間でもお気に入りのものを使うことは、リッラックス効果を期待できます。カップやグラス、お皿など日常遣いのものをママのお好みのものが使えるようにプレゼントできると喜ばれますよ。
ギフト用マグカップやスープギフトについては下記をご覧ください。

産後ケアホテル

産後、赤ちゃんのお世話に必死なママにとって、ものよりも時間や体験のほうが嬉しい、と感じる場合もあります。そのようなママにおすすめなのは産後ケアホテルです。

産後ケアホテルでは、専門のスタッフが赤ちゃんのお世話をサポートしたり、預かったりしてくれます。そのためママは安心して休むこともできますし、滞在中に育児に関してのお悩みを相談できるような専門職がいる施設もあります。自分の身体の回復を最優先にすることで、また育児に対して前向きに取り組むことができます。

旅行

産後のママへのご褒美として旅行をプレゼントすることで、いつもとは違う環境でのリフレッシュとなることがあります。

しかし、赤ちゃん連れでの旅行であれば準備や滞在先への不安も多いと思います。そのため、ご褒美に旅行をプレゼントされる場合には準備や滞在先での不安な点はないかも含めて一緒に考え、パートナーやご家族との絆を深めるような時間とできるとよいかと思います。

せっかくのご褒美にと考えたプレゼント旅行が負担になってしまわないように、旅行先選びは非常に重要です。

夫のサポート

ご褒美ではなくても、夫やパートナーのサポートはママにとってなによりも嬉しいものかもしれません。新しい家族を迎えたプレッシャーを1人ではなく、夫・パートナーとともに担い、育児に取り組めることはママの負担を軽減し、安心感をもたらすことができます。

夫やパートナーが家事や育児を積極的に手伝うことで、ママはリラックスして育児に向きあうことができ、自身の心身の回復にも目を向けることができます。こういった時間はこれからの家族関係にとっても非常に重要ですので、積極的につくっていただきたいです。

産後のご褒美について注意したいこと

産後のママへのご褒美を考える際には、ママの状況や好みを考慮することがとても重要です。特に産後のママは気持ちも不安定なこともあるので、ニーズや興味に合ったアイテムを考えて選び、日常生活に役立つものやリラックスできるものを優先するとよいでしょう。

また、ベビーグッズですとご家族で準備されているものも多くて被ってしまったり、サイズがあわなかったり、素材やデザインなどへの強いこだわりがある場合もありますので注意が必要です。

まとめ

産後のご褒美ではママが喜んでくれるものであることが最優先です。ですので、ママのお好みやご意向がわからない場合には、ご本人に直接必要なものをお聞きすることで気持ちを尊重することも一つの手段だと思います。

そして、なによりご褒美やお祝いを贈りたいと思ったそのお気持ちがママに伝わってほしいので、心を込めて感謝や労いの気持ちを伝えることを忘れなければ、きっと喜んでいただけることと思います。

ギフト探しは、To:U gift mart

執筆者紹介

山口百合乃

地域周産期センター、総合病院、個人クリニックと大小様々な病院で約2000件の分娩に立ち会い、約400件の分娩介助に携わる
現在はゆりの助産院を開業し、オンラインと訪問型の助産院の院長として活動中。「人とちがって当たり前!生きてりゃOK」のマインドで、正解を探しすぎず、楽しく妊娠・出産・育児ができるように地域や企業でママパパへ向けた活動をおこなっている。3児の母。

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