日本は地震や津波、火山、集中豪雨、台風など、さまざまな災害が毎年発生しています。災害はいつどこで発生するかわかりません。実際の災害時に慌てないためにも、どのような行動をとるべきか事前に家族で決めておきましょう。今回は、防災について家族で決めておくことや対策、必要なアイテムなどについて解説します。
目次
災害時の対応について決めておくメリット

日本は世界有数の地震大国です。活断層が約2,000カ所あり、南海トラフ巨大地震や首都直下型地震などの大地震がいつ起きてもおかしくないと言われています。また、異常気象による集中豪雨や台風、火山の噴火などのリスクもあります。
災害時の対応について家族で話しあっておくことで、迅速な行動と正しい判断ができるようになります。たとえば、「まずは自分が避難してから家族の安否確認をする」と決めておけば、迅速に避難できる可能性が高まります。「あのとき災害時の行動を家族と決めておけばよかった」と後悔しないためにも、事前に家族で防災について話しあっておきましょう。
防災について家族で決めるときに参考になるもの

防災について家族でルールを決める際には、生活範囲内にどんな災害のリスクがあるか把握しておきましょう。防災といっても、すべての災害に備えが必要なわけではありません。山間部は津波の心配がなく、山がない平野部では土砂災害の心配がないように、地域ごとに防災対策が必要となる災害の種類は異なります。
その地域で起こり得る自然災害や想定される被害状況は、国土交通省の防災ポータルが参考になります。防災ポータルでは災害種別(地震津波・風水害・火山災害・雪害・そのほか)と地方区分で絞込み、そのエリアにおける被害状況やハザードマップの確認ができます。
たとえば、「地震・津波災害」と「関東」で絞り込むと、関東の地震や津波被害の想定、関連する防災情報が一覧で表示されます。また、各自治体が発行しているハザードマップや防災パンプレットなども参考にしましょう。
家族で事前に決めておくべきこと
災害が発生すると電話やインターネットが通じにくくなり、家族と連絡が取れなくなる可能性もあります。いざというときに慌てないためにも、災害発生時や直後の行動、防災用品について決めておきましょう。
災害時の対応方法
災害発生時に取るべき行動は、外出中か在宅時によっても変わってきます。そのため、家族で防災について話しあうときは、災害発生時に想定されるシチュエーションをいくつか考えておくことが大切です。ここでは、災害時の対応方法について外出時と在宅時それぞれ解説します。
外出時の対応
子どもが学校にいる場合は、基本的に学校の指示に従うことになるため、学校の対応を事前に確認しておく必要もあります。お迎えが必要な場合は、夫婦のどちらが迎えに行くかも決めておきましょう。
職場にいる場合は会社でも安否確認がおこなわれるため、すぐに帰宅できるとは限りません。会社の防災マニュアルも確認し、気になることがあれば、上司や防災担当者に相談しておくと安心です。学校や職場の行き帰りに被災した場合も想定し、自宅や避難所までの避難経路も確認しておきましょう。
在宅時の対応
災害の中でも特に地震は突発的に起こるため、地震発生後、数秒間の行動が生死にかかわります。そのため、数秒以内に近くの頑丈なテーブルや机の下にもぐりこめるか確認しておきましょう。その際に頭を保護できるように、テーブルや机の近くに座布団やクッションをおいておくのもおすすめです。
子どもがいる場合は、子どもを含めた避難行動がとれるかの確認も必要です。家族の人数が多いと、1つのテーブルの中には避難できない可能性もあります。このようなケースも想定し、「ママと子どもはテーブルの下」「パパは隣の部屋の机の下」のように、役割分担を決めて身を守る方法を決めておくとよいでしょう。
ハザードマップで避難場所を確認する
災害発生時に、家族の集合場所や避難場所について、ハザードマップを参考にしながら家族で話しあっておきましょう。災害時には建物倒壊や津波など二次災害のおそれがあるため、指定された避難場所を家族の集合場所にするのがおすすめです。
国土交通省には、災害種別ごとに全国の避難場所をマップ上に表示する機能があります。自宅や学校、職場の近くをはじめ、通勤や通学途中、普段よく行くお店の近くにある避難場所を確認しておきましょう。避難場所が離れている場合、近くの安全な公園や集会所などを集合場所とし、家族で集まってから避難する場合もあります。この場合、家族を待つ時間も決めておきましょう。
安否確認の方法
災害時は電話やインターネットがつながりにくくなる可能性があるため、安否確認の方法を家族で話しあっておきましょう。安否確認には以下のような方法があります。
・災害用伝言ダイヤル171
・災害用伝言板サービス(web171)
・各携帯電話会社の伝言板サービス
災害用伝言ダイヤル171は、毎月1日や15日、防災週間などに体験利用ができるので、事前に家族で体験しておくとよいでしょう。また電話の回線が使えなくても、インターネットが利用できる場合もあります。このような場合、LINEやTwitter、Skype、FacebookなどのSNSで安否確認をするのも有効です。
準備すべき防災グッズ
災害が発生するとライフラインやインフラが止まる可能性があるため、最低でも3日分の防災グッズを備えておく必要があります。以下に最低限用意しておきたい防災グッズをまとめています。
・水:1日2リットル
・現金
・防災頭ズキン、ヘルメット
・充電器、モバイルバッテリー
・消火器
・救急箱
・生理用品
・軍手、手袋
・懐中電灯
・衣類、下着
・くつ、スリッパ
・ウェットティッシュ
子どもがいる場合だとミルク、高齢者がいる場合だと入れ歯や入れ歯用洗浄剤など、家族構成によっても必要なものは変わります。そのため、家族で準備すべき防災グッズを話しあって備えておきましょう。
防災グッズは玄関、リビングなど、すぐに持ち出せるところに保管するのもポイントです。一方、靴やスリッパ、懐中電灯などは就寝中も想定して寝室に置くなど、用途に応じてどこに置くかも家族で決まるようにしましょう。
【防災】緊急防災34点セットには、食料から携帯トイレまで、災害時に役立つアイテムが一通りそろっています。また、子ども向けにおもちゃやお菓子がセットになった【防災】防災士監修 こども用防災セット13点セットなどもおすすめです。

スマホアプリ
災害発生後は通信が不安定で、防災アプリをインストールできなかったり、使い方が分からなかったりする可能性があります。そのため、防災アプリは平常時にインストールし、使い方を覚えておきましょう。以下に、入れておくと便利なスマホアプリを紹介します。
・特務機関NERV防災:地震、津波、噴火の速報や大雨による浸水、洪水、土砂災害の危険度などが一目でわかる
・ Yahoo!防災速報:地震、津波、避難情報、大雨による災害などの防災情報をプッシュ通知で受け取れる
・ココダヨ:災害時に災害警報に連動して登録したメンバーの位置情報を瞬時に自動受信できる
また、自治体によっては地域に特化した防災アプリを提供しているところもあるので、インストールしておくと便利です。
トイレ
災害時にトイレが使えなくなった場合を想定し、家族で使用ルールを決め、携帯トイレを備えておきましょう。携帯トイレには便器に取りつけるタイプと便座があるタイプがあるので、それぞれ用意すると安心です。
便座に取りつけるタイプはトイレの中に備えておきましょう。また、自宅が浸水や倒壊した場合は便座が使えなくなるため、便座があるタイプの携帯トイレを持ち出せるように防災リュックに入れておくと安心です。におい対策として防臭袋やウェットティッシュなども必要になります。
水の用意
災害時には飲み水以外にも生活用水が必要となります。生活用水の保管にはポリタンクやウォーターバッグがおすすめです。スペース面が気になる場合は、折りたためる袋タイプのポリタンクをおすすめします。
お風呂に水を貯めるという方法もありますが、衛生面から使用できる用途が限られます。一方、ポリタンクやウォーターバッグなら飲み水がなくなったときに転用することも可能です。生活用水は1日10リットル~20リットル必要となるため、家族構成にあわせて、飲み水とは別に3日分の水を用意しておきましょう。
【防災】緊急防災17点セットは、リュック型の防水ドライバッグがセットになっています。ドライバッグには、最大10リットルまで水を溜められるので、リュックとしての用途だけでなく、バケツとしても利用できます。災害時に非常に役立つアイテムなので、ぜひ一度チェックしてみてください。
まとめ
災害発生時に家族の命を守る確率を高めるためには、日ごろの防災対策や家族とのコミュニケーションが大切です。災害が発生すると家族の身を案じるあまり、行動や判断が遅れてしまう可能性があります。適切に行動や判断をするためにも、日ごろから家族と防災についてしっかり話しあってルールを決め、いざというときに動けるようにしておきましょう。
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